No.030鯖江市水落町二丁目
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貸物件

江戸末期より
旧街道を眺め続ける
茅葺の古民家 江戸末期より
旧街道を眺め続ける
茅葺の古民家
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POINTS

  • #古民家
  • #茅葺
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  • #旧街道
  • #江戸
  • #門

ABOUT

賃料 70,000円/月 ※事業内容により協議します
所在 鯖江市水落町二丁目
建物種類 居宅
築年 1865年(江戸末期)
建物面積 1F 約148㎡(25.37坪) 合計 約148㎡(44.77坪)
土地面積 約820㎡(約248坪)
構造 木造鋼板葺平屋建て(現況)
READ MORECLOSED
駐車場 7台程度
敷金
礼金
賃貸保証料
火災保険料
敷金・礼金等については使用される用途や借主が実施する工事内容等により協議の上、決定いたします。
賃貸保証・火災保険のご加入は必須です※使用用途により異なりますので、詳細はお問合せください
契約内容 定期賃貸借契約を基本とし、契約年数など協議いたします。また、賃料について使用用途により消費税が発生する場合は相談させて頂きます。
契約対象 賃貸借対象は平面図・配置図のグレー部分
都市計画
用途地域
都市計画区域内 非線引き区域 第一種住居地域
道路 一方・東向き 幅員:約7.3m 間口:約11.7m   
設備 電気:北陸電力 上水道:公営 汚水:下水道 給湯:電気温水器 熱源:電気
掲載協力 清水家住宅の詳細についてはふくいヘリテージ協議外会のHPもご参照ください。
取引様態 仲介

AREA

FEATURES

その家の歴史が幕を開けたのは、江戸末期1865年のこと。
福井市一乗谷で百余年の栄華を誇った武将朝倉氏ともゆかりのある家と伝えられています。

この辺りの庄屋を務められていた清水家の家です。
現在は茅葺屋根が銅板葺きにされていたり、もとは建物内に設けられていた井戸が外にでるよう間取りが変えられていたり、過ぎていく時代と共に改められながらも、“おえ”と呼ばれる広い板間の生活空間や田の字型の座敷など古民家の特徴は随所に大切に残されています。

鯖江市水落町2丁目。歴史の道という愛称でも親しまれている旧北陸道沿い。
広い敷地の中にある木造平屋建ての古民家とその前庭、北庭、南庭を賃貸物件としてご紹介いたします。

広い土間の玄関から入って、まず目の前に広がる”おえ”はその時代の生活空間。家族が集ったであろう囲炉裏も残ります。
太い梁や柱はけやきで組まれ、天井を見上げると、むき出しの梁が質実剛健な姿を惜しげもなく見せています。
長い年月磨がれながら使われてきた床の松板は黒光りして今もきれいに残ります。
鯖江市でも連日、最高気温を更新し続けてうだるような夏の暑い日に内覧に伺いましたが、高い天井から暑い空気が抜けエアコン無しでも心地よい温度が保たれていました。

次に通されたのは、使い勝手を考えられた生活空間である”おえ”とは対照的に、繊細さも感じる奥の田の字型の座敷。
上質な材質で設えられ、欄間や帯戸の細工はとくに見事です。
座敷の北側と南側両面には縁側があり、どちら側からも広い庭に面しています。その時代から、お客様を座敷にお通しし、庄屋さん自慢の庭を楽しんでいただく。最高のおもてなし空間だったことでしょう。

個人的にとくに印象的だった南庭は自然の隆起を利用された庭です。
今では伐採された木も多く在るそうですが、太く立派な切り株が彩る庭の景色も爽快です。
3箇所の庭には、青々と枝葉を広げる木々もたくさん残ります。
モッコク、柊、ケヤキ、モミジ、桜など。いまでは貴重な笏谷石も随所に配置され、木々の緑と笏谷石の神秘的な青さがこの家の庭を魅力的にしています。

旧北陸道を眺め続けた正門。
この家のことを知る前から、この道を通るたびに幾度となく目を奪われてきました。

家主は「この家の歴史的な価値を尊重して、地域に開かれた活用をしてほしい。」とだけ仰いました。
でも、その言葉の裏に「壊されるなら、貸さない。」という強い意志も感じました。
思い出されるのは、フランク・ロイド・ライト設計重要文化財『自由学園明日館』の保存活用。
建物の価値を理解する使い手に渡り、傷んだ部分にも敬意を払い改め、よりオリジナルに近づける“動態保存”です。
不動産業者として、この家に関わらせて頂くことに重い責任感も感じています。
それでも、惹かれてやまないこの家の魅力。
この家の、まだまだ続くだろうこの先の未来を創りませんか。

推しPOINTのイメージ

デザインインテリア
ショップ元店主の
推しPOINT

古民家での暮らしを体感できる博物館様な空間です。
囲炉裏も現役で残っており、建物活用の際には、コミュニュケーションの場として重宝しそう。
個人的には、ここで寝泊まりして、昔の暮らしを体験してみたいなぁなどと妄想が膨らみます。

お問い合わせお待ちしております。